よくある質問
よくお問合せいただく質問をまとめました。
【症状編】
突然のケガや痛み「冷やすの?」「温めるの?」
冷やしてください。
急性外傷では「RICE処置」というのがあります。何だかお米みたいと思われるかもしれません。 そう、お米(ライス)と覚えておいてください。「RICE処置」とは Rest(安静)、Ice(冷やす)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)のことで、 急性外傷の場合は、安静にさせて、冷やして、包帯等で圧迫し、心臓よりも高くしておくことで治癒を早め競技への復帰を早めることができます。 48時間は冷やすことをお勧めします。慢性期に入っても冷やすことは間違いではありません。 冷やすことで血管、毛細血管が一時的に収縮し冷やしていても30分後位から次第に血管が拡張してきます。 血流の増加で発痛物質であるブラジキニンなどが排除されます。 よくプロ野球選手のピッチャーが投球後に肩と肘にアイシングをしているのを見ることがあると思いますが、 このような冷却療法による血行促進を期待しての処置です。 また、突然のギックリ腰などで動けないとか足首を捻って歩けないなどという時の応急処置には、 どこのご家庭にもある冷凍庫の氷をビニール袋に入れて冷やすとか、保冷剤などを利用して患部に巻き付けて 直接患部を冷やすと良いと思いますが、凍傷を起こす危険性があるので濡れタオルなどを患部に当てて凍傷を 起こさないように注意が必要です。湿布などで冷やすのは、薬剤で冷えている感じがするだけですが、 夜寝る時などは薬剤が皮膚から浸透しますので除痛を得られるかと思います。とりあえず冷やすことは間違いではありません。
「足が冷える」「足がつる」時はどうすれば良いですか。
温冷交互浴をお勧めします。
足が冷える、足がつるという症状は血行不良が考えられます。お風呂などに入ったときに充分身体を温めてからシャワーの 冷水で急激に患部を冷やしてください。温冷交互浴を行うことによって血管の拡張と収縮が交互に起こります。 それを3〜5回繰り返して行ってください。そして充分に冷やしてからお風呂から上がってください。 10分もしないうちに患部がポカポカして血行が促進されているのが実感できます。 そう、サウナの後に水風呂に入ったり、水を掛けたりしますよね。その後に体中がポカポカしてきます。 そんな経験ありませんか。それと同じです。足がむくむ方にも効果が期待できます。肩こりがひどい。
日常生活における姿勢を意識してください。
肩こりも持続性の頭痛を引き起こしたり気分が悪くなったりします。それは筋緊張性頭痛といって頭が痛いのが続くので、 脳外科でMRI検査してもらっても脳の異常は見つからず「筋緊張性頭痛でしょう。」と診断されることがあります。 マッサージ等で頚、肩上部、肩背部などをほぐして、頚、肩周辺を覆う筋群のストレッチは有効です。 デスクワークや神経を使う仕事に従事されている方はご自分の作業姿勢を見直してください。腰を屈め背中を丸くして仕事に 取り組んではいませんか。50分に一回は背伸びをしましょう。 緊張している筋群と緩んでいる筋群の均衡が図れます。 ご自分のデスクワークの姿勢、何気なく座っている姿勢を気にしましょう。意識付けするだけでも何気なく行っている身体の 癖から開放させてやることができます。普段の姿勢の悪さが身体を蝕んでいることに気づき日常生活の中から身体に意識を 持たせることは肩こり予防には大切なことです。いくらマッサージやストレッチで筋肉の緊張をほぐしても姿勢の悪さに気付かなければ 不快な症状から抜け出すことができないのです。慢性的な腰痛を抱えている方も同じです。 日常の姿勢に少し気をつけて意識を向けると肩こり腰痛は予防できるのです。腰痛で悩んでいるのですが。
腰痛といっても様々な原因がありますが、先ずは姿勢のセルフチェックを。
腰痛で悩んでいる方は肩こりのところでも述べましたが、先ずは日常の姿勢に目を向けてください。楽な姿勢、楽な姿勢で身体の異常姿勢による 歪みに気付かず過ごされていませんか。身体の側面から見た三大不良姿勢に(1)スウェイバック、(2)フラットバック、(3)反り腰があります。 どのタイプも腰に大きなストレスをもたらします。正しい姿勢をセルフチェックすることにより姿勢への意識が高まり腰痛予防になります。 よく「腹筋を鍛えなさい。」とか「背筋を鍛えなさい。」という話を耳にされるかと思いますが、どんなに腹筋や背筋を鍛えても腰痛は起こりますので、 それだけでは無いということを認識していれば良いと思います。強靭な肉体を誇るプロスポーツ選手やオリンピック選手ですら腰痛を起こすのですから・・・。 骨の構造上の異常、ヘルニヤなどの器質的疾患がある場合でも症状により手術をしないで痛みの軽減をすることはありますから専門医、患者様、 当院の連携トライアングルであきらめずに取り組みたいものです。スポーツ障害って。
スポーツによる反復性の動きを繰り返すことによって起こる痛みを言います。
主な疾患としてはテニス肘、野球肘、野球肩、シンスプリントなどですが同じ動作を繰り返すストレスが痛みを引き起こします。スポーツを続ける限り持続する痛みです。 理解しやすいようにスポーツに由来する疾患名がついていますが、似たような動きを繰り返すスポーツや日常生活の動作でも起こる可能性があります。 スポーツを休止させるか否か悩む疾患でもあり、なかなか痛みが引かないので放置せず早い段階で診察を受けると良いでしょう。 野球肘の場合、小学校高学年からプロの選手まで幅広い年齢層で起こる疾患で離断性骨軟骨炎になっている場合があります。先ずはレントゲンチェックをして病態を知ることが大切です。 足のすねの痛みとしてシンスプリントがありますが、痛みを抱えたまま練習を続けていると疲労骨折をしてしまう場合があります。 初期段階ではレントゲンでは骨折線が写りづらいのでCT検査をしてもらうと良いでしょう。 テーピングでストレスを分散させると痛みを軽減できます。足裏が痛い。
足底筋膜炎といって足裏の筋膜に重力が分散されず足裏に起こす炎症。
踵の脂肪層が扁平となって踵の骨の底面が骨棘(骨のトゲ)状になって足底を圧迫し炎症を引き起こし痛みを感じます。 足底にテーピングを施し効果があるようであれば、スーパーフィートの足底板を挿入することで重力を分散し痛みを軽減することが出来ます。 またアキレス腱周囲の痛みをアキレス腱周囲炎、靴擦れを起こす部位が痛い場合、踵骨後方インピージメント(衝突)といって難治になる場合があります。 衝突を起こす原因を除去するラバーなどで衝突部位にストレスが行かないようにすることで炎症を軽減できます。【治療施術編】
レントゲンやMRI、CTを撮っていただけますか。
最新の検査設備を有するクリニックにご紹介します。
「医療の窓口」として二俣川接骨院を活用していただければと考えております。 レントゲン、MRI、CTなど症状によって画像検査が異なります。症状に適した検査が受けられるように紹介状をお書きします。ハリ治療を受けたいのですが。
大丈夫です。基本的には保険適用対象外施術となります。
当院では、全身に行うハリ治療と局所のみ行う治療に分けております。保険適用対象外となりますが、医師からの同意書があれば保険適用もできます。 難治な症状でお困りの方は、医師の先生にハリ治療を受けたい旨の相談されてみてはいかがでしょうか。微弱電流治療器(アキュースコープ・マイオパルス)って何ですか。
アメリカNASAが開発した治療器で身体内に流れている電流と同じ周波数を流し痛みを緩和させます。
突然の痛みや難治な痛みに対して微弱電流治療器(アキュースコープ&マイオパルス)を使用しています。また骨折した際の仮骨の早期形成にも効果があり、 早期に固定の除去が期待されます。肉離れなどの軟部組織の修復にも効果があり競技への早期復帰が可能となります。 急なぎっくり腰、急性外傷等により通常では社会復帰に時間を要する症状に対しても抜群の効果を発揮しております。クイックマッサージとは
マッサージを短い時間で行う施術です。
マッサージといってもいろいろな手技があります。それぞれに特徴がありますが、基本的には身体のコリや緊張をどのテクニックでほぐしていくかということです。 30年以上の経験と手技応用で血流の促進とリンパの流れを促進し、程よい気持ち良さとリラクゼーションによって不快感から開放させます。足底板って何ですか。
靴の中敷のことです。
スパーフィートの靴の中敷を使用します。既製品と患者様の足裏に合わせるカスタムがあります。 足底筋膜炎、アキレス腱炎、膝の痛みなどに効果があります。またスポーツパフォーマンス向上にも各スポーツで愛用されております。